雨戸とシャッターの交換とは?焼津市の工務店が台風への備えと費用を解説
こんばんは、かおり木工房の宗野です。
今年の台風シーズンもそろそろ終わりが見えてきました。焼津市でも、風の強い夜に雨戸を閉めながら、開け閉めが重くなったな、と感じた方がいらっしゃるかもしれません。
雨戸やシャッターは、普段はあまり気にかけない部分ですが、台風のときに家を守る大切な設備です。今日は、雨戸とシャッターの交換を考えるタイミングと、工事の種類、費用の目安についてお話しします。
台風のときに雨戸とシャッターが果たす役割
台風の強い風で怖いのは、風そのものよりも、飛んできた物が窓に当たってガラスが割れることです。ガラスが割れると、雨と風が一気に家の中に入り込み、室内が水浸しになったり、屋根が内側から持ち上げられたりするおそれがあります。
気象庁も、自分で行う災害への備えのページで、風が強くなる前に窓や雨戸にしっかり鍵をかけ、必要に応じて補強することを呼びかけています。雨戸やシャッターは、窓ガラスの前にもう一枚の盾を立てるような役割をしてくれます。
焼津市は海に近く、台風が近づくと風が強く吹きつけやすい地域です。風に乗って塩分を含んだ雨が窓に当たることもあり、雨戸やシャッターがあるだけで、窓まわりの傷みや掃除の手間が変わってきます。
交換を考えたほうがよいサイン
雨戸は、戸袋という箱の中にしまい、レールに沿って引き出して使います。古い雨戸では、レールにさびや砂がたまって動きが重くなったり、戸車がすり減ってがたついたりしてきます。
戸袋や雨戸の表面にさびが広がっている、へこみや穴がある、閉めても隙間が大きく風でがたがた鳴る、といった状態は交換を考えるサインです。潮風の当たる地域では、金属部分のさびが内陸より早く進むことがあります。
シャッターの場合は、開け閉めのときに引っかかる、途中で止まる、異音がする、スラットと呼ばれる板の一部が曲がっている、といった症状が目安になります。電動シャッターではモーターや操作スイッチの故障も起こります。
点検は、晴れた日に一枚ずつ雨戸を出し入れしてみるのがいちばん確実です。レールの砂やほこりを掃除し、戸車の動きを確かめるだけでも、開け閉めが軽くなることがあります。掃除をしても重いまま、戸袋の板が浮いている、裏側の木部が湿って黒ずんでいるという場合は、部品の交換や工事を考える時期です。
年を重ねると、重い雨戸を毎回出し入れするのが負担になってきます。台風が来るたびに雨戸を閉めるのがおっくうになった、という声は、交換や電動化を考えるきっかけとしてとても大切です。
雨戸の交換とシャッターの後付けの違い
工事の方法は、大きく三つに分かれます。一つ目は、今ある戸袋とレールを生かして、雨戸の板だけを新しくする方法です。費用を抑えやすい一方で、戸袋やレール自体が傷んでいる場合は向きません。
二つ目は、雨戸を撤去して、シャッターに交換する方法です。シャッターは上の箱に巻き取って収納するため、戸袋がいらず、開け閉めも上下の動きだけで済みます。
三つ目は、雨戸がついていない窓に、外側からシャッターを後付けする方法です。今の窓を外さずに、外壁に枠を取りつけて設置するのが一般的です。外壁の材料や窓まわりの形によっては取りつけにくい場合もあるので、現地で確かめてから判断します。
シャッターには、風に強い仕様の製品や、羽根の角度を変えて風と光を通せる製品もあります。焼津市のように潮風の当たる地域では、さびに強い素材や塗装の製品を選んでおくと長持ちしやすくなります。
手動と電動の費用の目安
費用は、窓の大きさと数、製品の種類、取りつけの方法で変わります。あくまで一般的な目安としてお伝えします。
雨戸の板だけを交換する場合は、1か所あたり数万円から十数万円ほどが多いです。掃き出し窓に手動のシャッターを後付けする場合は、1か所あたり10万円から20万円前後がひとつの目安になります。電動のシャッターでは、電気の配線工事も含めて20万円から40万円前後になることが多いです。
今ある手動のシャッターを電動に改造できる製品もあり、本体ごと交換するより費用を抑えられる場合があります。電動を選ぶときは、停電したときに手で開け閉めできる仕組みがあるかも確認しておくと安心です。
工期は、雨戸の板の交換やシャッターの後付けであれば、窓数か所で1日から2日ほどが一般的です。家の中の工事はほとんどなく、住みながら進められます。2階の窓で足場が必要な場合は、その分の費用と日数が加わります。製品によっては注文から届くまでに数週間かかるので、来年の台風シーズンに間に合わせたい場合は、冬から春のうちに相談しておくと安心です。
窓まわりの工事には国や市の補助制度が使える年もありますが、雨戸やシャッターだけの工事は対象になりにくいのが一般的です。制度は年度や予算で変わるので、工事を考えたときに最新の情報を確認してください。
窓の断熱や防犯と一緒に考える
雨戸やシャッターを閉めると、窓の外側に空気の層ができ、冬の夜の冷え込みを少しやわらげる効果も期待できます。外から窓に近づきにくくなるため、防犯の面でも心強い設備です。
ただし、雨戸やシャッターは窓そのものの断熱性能を上げるものではありません。冬の寒さや結露に悩んでいる場合は、窓の交換や内窓と組み合わせて考えるほうが、暮らしの変化を実感しやすくなります。
かおり木工房は新築で高気密・高断熱の家を建ててきた工務店として、雨戸やシャッターのご相談をいただいたときも、窓の性能や家全体の寒さの状態を一緒に確かめるようにしています。足場が必要な2階の工事では、外壁や雨どいの点検もあわせて行うと効率がよくなります。
使い方の面では、雨戸やシャッターを台風のときだけでなく、冬の夜に閉める習慣をつけるのもおすすめです。電動にしておけば、寝る前にスイッチ一つで閉められるので、年配の方でも続けやすくなります。朝に開け忘れても、タイマーで動く製品なら日差しを取り込めます。
まとめ 台風シーズンが終わったら点検の好機
雨戸やシャッターは、台風のときに窓と家を守る大切な設備です。さびや開け閉めの重さ、がたつきが気になってきたら、雨戸の交換やシャッターへの交換、電動化を考えるタイミングです。
焼津市で雨戸やシャッターのことが気になっている方は、台風シーズンが落ち着いたこれからの時期に点検しておくと、来年の夏までに落ち着いて準備ができます。現地を見て、どの方法が合っているかを一緒に考えます。
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