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給排水管の交換時期とは?静岡市の工務店が水漏れのサインと費用を解説

こんばんは、かおり木工房の宗野です。

10月も最後の週に入りました。静岡市は昼間こそ過ごしやすいものの、朝晩はひんやりして、台所や洗面所で使うお湯がありがたく感じる季節です。

毎日あたりまえのように使っている水やお湯ですが、その通り道である配管は、床下や壁の中に隠れていて目にする機会がほとんどありません。今日は、家の給排水管の交換時期と、水漏れのサイン、工事の費用の目安についてお話しします。

家の中を通る給排水管の種類

家の配管は、大きく分けて三つあります。水道メーターから蛇口まで水を運ぶ給水管、給湯器からお湯を運ぶ給湯管、使った水を外へ流す排水管です。

給水管と給湯管には、水道の圧力がいつもかかっています。小さな穴やゆるみがあると、少しずつ水がにじみ出てしまいます。排水管は圧力こそかかりませんが、油や髪の毛、石けんかすがたまりやすく、流れが悪くなったり、においが上がったりする原因になります。

どの管も、見えない場所で何十年も働き続けています。築年数がたった家では、キッチンや浴室を新しくしても、その先につながる配管は建てたときのままということがよくあります。

築年数と配管の素材でわかる交換時期の目安

配管の寿命は、使われている素材でかなり変わります。昭和の終わりごろまでに建てられた家では、給水管に亜鉛めっき鋼管という鉄の管が使われていることがあります。鉄の管は内側からさびが進むため、一般的に20年から30年ほどで赤い水が出たり、水の出が悪くなったりしやすくなります。

給湯管には銅の管が多く使われてきました。銅管は丈夫ですが、長く使ううちに小さな穴が開くピンホールという現象が起きることがあります。

塩化ビニルの管は鉄の管よりさびに強く、長持ちしやすい素材です。ただし、管と管をつなぐ継手の部分や、紫外線が当たる屋外の露出部分は傷みやすくなります。最近の新築やリフォームでは、柔らかく曲げられる樹脂の管を使い、床下の分岐ヘッダーから各蛇口へ一本ずつ配管する方法が増えています。

素材がわからない場合は、床下点検口や洗面台の下、屋外の水道メーターまわりをのぞくと、手がかりが見つかることがあります。家を建てたときの図面が残っていれば、それも大きな助けになります。

見逃したくない水漏れと劣化のサイン

朝いちばんに蛇口をひねったとき、水がうっすら赤い、茶色いという場合は、鉄の管の内側がさびている可能性があります。シャワーの勢いが以前より弱くなった、お湯が出るまでに時間がかかるようになった、という変化も配管の詰まりや劣化のサインです。

水道料金が急に上がったときは、目に見えない場所で漏れていることも考えられます。静岡市の上下水道局では、家中の蛇口を閉めた状態で、水道メーターの中にある銀色の円盤(パイロット)が回っていないかを確かめる方法を案内しています。円盤が回っていれば、宅内のどこかで水が漏れている可能性があります。

詳しい手順は、静岡市の簡単にできる漏水の調べ方のページで確認できます。宅内の配管の点検や修理の費用は、利用する人の負担になることもあわせて書かれています。

排水管では、流れが遅い、ゴボゴボと音がする、下水のようなにおいが上がってくる、といった症状がサインになります。床下点検口を開けたときに地面が湿っている、カビのにおいがする場合も、どこかで水が漏れていないか確かめたほうが安心です。

放置すると家にどんな影響が出るか

少量の水漏れでも、床下や壁の中で続くと、土台や柱が湿った状態が長く続きます。木材が腐りやすくなるほか、シロアリが好む環境にもなります。気づいたときには床の下地まで傷んでいて、配管の修理だけでなく床の張り替えまで必要になることもあります。

水漏れの分だけ水道料金がかかり続けるのも負担です。漏れた水が下の階の天井にしみを作るなど、ほかの部分の修理が増えることもあります。

不安をあおるつもりはありません。配管の多くは、早めに気づけば部分的な補修で済みます。大切なのは、サインに気づいたら様子見を続けず、一度点検してもらうことです。

部分補修と引き直しの費用の目安

費用は、配管の長さや通り道、床や壁をどこまで開けるかで大きく変わります。あくまで一般的な目安としてお伝えします。

漏れている一か所だけを直す部分補修は、数万円程度で済むことが多いです。給水管と給湯管を家全体で新しく引き直す場合は、床下を通せる家で30万円から80万円前後がひとつの目安になります。壁や床を大きく開ける必要がある場合や、2階に水まわりがある家では、もう少し上がることがあります。

排水管の更新は、交換する範囲と、屋外の排水ますまで含めるかどうかで変わり、数十万円からになることが一般的です。古い家で屋外の排水管が傷んでいる場合は、庭を掘る工事も必要になります。

なお、水道の給水管の工事は、市の指定を受けた給水装置工事事業者が行う決まりがあります。依頼先が指定を受けているかどうかも確認しておくと安心です。

水まわりリフォームと一緒に考えるのが近道

配管の工事でいちばん費用がかかるのは、実は管そのものではなく、床や壁を開けて元に戻す部分です。キッチンや浴室、トイレ、洗面台を交換するときは、床や壁を開けるよい機会になります。

設備の交換と配管の更新を同じ工事で行えば、別々に工事するより手間も費用も抑えやすくなります。築30年前後で水まわりのリフォームを考えている方は、見積もりの段階で、配管をどこまで新しくするかを確認してみてください。

床をめくる工事では、床下の断熱材の状態も一緒に見ることができます。かおり木工房は新築で高気密・高断熱の家を建ててきた工務店として、配管を直す機会に床の断熱も見直せないか、ご予算に合わせてご提案しています。将来の点検のために、床下点検口を増やしておくのもおすすめです。

まとめ 見えない配管こそ早めの点検を

給排水管は、家の中でもっとも目に触れにくい部分ですが、暮らしと家の寿命を支える大切な設備です。赤い水、水圧の低下、水道料金の変化、排水のにおいといったサインに気づいたら、メーターのパイロットを確かめ、早めに点検を依頼してください。

静岡市で水まわりのリフォームを考えている方は、設備を選ぶ前に配管の状態を確かめておくと、あとからの追加工事を防ぎやすくなります。家を建てたときの図面があればお持ちください。どこまで直すべきか、一緒に考えます。

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かおり木工房では、静岡市・焼津市・藤枝市を中心に、断熱・耐震を含む性能向上リフォームから水まわりの交換まで、住まいの困りごとに一軒ずつ向き合っています。新築で高気密・高断熱の家づくりを続けてきた工務店として、見えない部分まで確かめてからご提案します。

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