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フローリングの張り替えと上張りとは?藤枝市の工務店が費用の違いを解説

こんばんは、かおり木工房の宗野です。

藤枝市では、田んぼの稲刈りもすっかり終わり、朝晩は上着が欲しくなる日が増えてきました。夜、素足で床を歩くとひんやりして、季節の移り変わりを感じる頃です。

この時期にご相談が増えるのが、床のリフォームです。床がきしむ、ふわふわする、傷や色あせが目立つといったお悩みです。今日は、フローリングの張り替えと上張りの違い、費用の目安、工事の前に確かめておきたい床の下の状態についてお話しします。

張り替えと上張りの違い

フローリングのリフォームには、大きく分けて二つの方法があります。今の床をはがして新しい床材を張る張り替えと、今の床の上に薄い床材を重ねて張る上張りです。上張りは重ね張りとも呼ばれます。

張り替えは、古い床をはがすので、床の下の下地や床組みの状態を目で見て確かめることができます。傷んでいる部分があれば補修し、床の下に断熱材を入れることもできます。手間がかかる分、費用と工期は上張りより大きくなります。

上張りは、古い床をはがさないので、解体の手間やごみが少なく、工期も短く済みます。一方で、床が数ミリから十数ミリ高くなるため、ドアの下がこすれる、隣の部屋との間に段差ができるといったことが起こります。床の下の状態は確かめられないので、下地が傷んでいる家には向きません。

費用と工期の目安

費用は、部屋の広さと床材の種類によって変わります。一般的な目安として、6畳の部屋で、上張りなら10万円から20万円前後、張り替えなら15万円から30万円前後になることが多いです。下地の補修や床の断熱を一緒に行う場合は、その分の費用が加わります。

工期は、6畳ほどの部屋で、上張りなら1日から2日、張り替えなら2日から4日ほどが目安です。家具の移動が必要なので、どの部屋から工事をするか、家具をどこに置いておくかを事前に決めておくと、住みながらでも進めやすくなります。

床材には、合板の表面に薄い木を貼った複合フローリング、無垢の木を使った無垢フローリング、傷や水に強いシート状の床材などがあります。無垢の木は足ざわりがやわらかい反面、季節によって伸び縮みがあり、手入れの手間もかかります。暮らし方に合わせて選ぶことが大切です。

和室の畳をフローリングに替える場合は、畳と床材の厚みの差を下地で調整する工事が必要になり、その分の費用がかかります。

上張りと張り替えのどちらがよいかは、床材の値段だけでは決められません。上張りでは床が高くなる分、ドアの下を削ったり、敷居との段差を調整したりする手間がかかることがあります。部屋が多い場合は、こうした調整の費用も含めて比べてみると、張り替えとの差が思ったより小さくなることもあります。

床がふわふわする、きしむときは下地を疑う

歩くと床が沈むような感じがする場合、表面のフローリングではなく、その下の合板や根太と呼ばれる下地が傷んでいることがあります。築年数が古い家では、床の合板が湿気を吸ってはがれていたり、根太がやせて床鳴りがしたりすることがよくあります。

洗面所や台所、トイレのまわりの床がふわふわする場合は、水もれや結露で下地が腐っている可能性もあります。こうした床に上張りをすると、見た目はきれいになっても、傷みは床の下で進み続けます。

床下の湿気が多い家では、シロアリの被害が見つかることもあります。藤枝市は山あいから平野まで地形がさまざまで、川や田んぼの近くでは床下の湿気が高くなりやすい家もあります。床の工事の前に、床下の点検をしておくと安心です。

床下の点検は、和室の畳の下や、洗面所の床にある点検口から行います。点検口がない家では、床下収納の箱を外して確認できることもあります。床下にもぐれる高さがあれば、土台や大引の状態、配管からの水もれ、断熱材の有無まで確かめることができます。

床を開けるときこそ断熱を見直す

張り替えで床をはがすときは、床の断熱を見直す絶好の機会です。古い家では、床の下に断熱材が入っていない、入っていても薄い、すき間がある、といったことが少なくありません。冬に足元が冷えやすい原因の一つです。

床をはがしたついでに断熱材を入れれば、後から床下にもぐって工事をするよりも、確実に施工しやすくなります。かおり木工房は新築で高気密・高断熱の家を建ててきた工務店として、床を開けたときにしかできない手当てを、リフォームの計画に組み込むようにしています。

床の断熱を見直すときは、すき間からの空気の出入りにも気を配ります。断熱材を入れても、壁ぎわや配管のまわりにすき間があると、冷たい空気が入りこんで効果が下がるからです。

床の断熱を高めると、足元が冷えにくくなるだけでなく、暖房の効きもよくなります。藤枝市のように冬の朝に冷えこむ地域では、床の工事に合わせて断熱を見直す価値は大きいと考えています。

床材を選ぶときに確かめたいこと

床材や接着剤からは、ホルムアルデヒドなどの化学物質が出ることがあります。今の住宅では、建築基準法のシックハウス対策で、使える建材や換気の設備が決められています。詳しくは国土交通省の建築基準法に基づくシックハウス対策の解説で確認できます。床材を選ぶときは、ホルムアルデヒドの放散が最も少ない区分であるF☆☆☆☆の表示があるものを選ぶと安心です。

床暖房がある部屋では、床暖房に対応した床材を選ぶ必要があります。ペットのいる家では、滑りにくく傷のつきにくい床材が向いています。高齢のご家族がいる場合は、滑りにくさに加えて、部屋と廊下の段差をなくすことも考えておきたいところです。

工事の前には、床材のサンプルを実際に手で触れ、素足で歩いたときの感触を確かめておくと、思っていた色や質感と違ったという後悔を減らせます。小さなサンプルは色が明るく見えやすいので、できるだけ大きな見本で確かめるのがおすすめです。

まとめ 床の下の状態を見てから方法を選ぶ

フローリングのリフォームには、費用と工期を抑えやすい上張りと、床の下まで確かめられる張り替えがあります。床がふわふわする、きしむ、冬に冷えやすいといったお悩みがある場合は、表面だけでなく下地や断熱の状態を見てから方法を選ぶことが大切です。

藤枝市で床のリフォームを考えている方は、床下の点検も含めてご相談ください。床を張り替えるときに断熱も一緒に見直すと、冬の足元の冷えがやわらぎ、毎日の過ごしやすさが変わります。

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かおり木工房では、静岡市・焼津市・藤枝市を中心に、断熱・耐震を含む性能向上リフォームから水まわりの交換まで、住まいの困りごとに一軒ずつ向き合っています。新築で高気密・高断熱の家づくりを続けてきた工務店として、見えない部分まで確かめてからご提案します。

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