外壁のシーリング打ち替えとは?焼津市の工務店が劣化のサインと費用を解説
こんばんは、かおり木工房の宗野です。
このころは二十四節気の霜降にあたり、暦の上では霜が降り始める時期です。焼津市で霜を見るのはまだ先ですが、朝晩の冷え込みに秋の深まりを感じるようになりました。
外壁のメンテナンスを考える方が増えるのも、気候の落ち着くこの時期です。今日は、外壁のシーリングの打ち替えについて、劣化のサインと費用の目安、塗装と一緒に行う理由をお話しします。
外壁のシーリングとは
今の住宅の外壁で多く使われているのが、窯業系サイディングと呼ばれる板状の外壁材です。板と板のつなぎ目や、窓のまわりには、すき間を埋めるゴムのような材料が詰められています。これがシーリングで、コーキングと呼ばれることもあります。
シーリングには、雨水が壁の中に入るのを防ぐ役割と、地震や温度の変化で外壁材が動いたときに、その動きを吸収する役割があります。外壁材そのものよりも先に傷みやすく、外壁のメンテナンスの中でも大切な部分です。
モルタルの外壁の家でも、窓まわりや、外壁と別の部材がぶつかる部分にはシーリングが使われています。換気口や配管が外壁を貫通している部分、玄関ドアのまわりなども、シーリングが雨水を防いでいる場所です。
劣化のサインと交換の時期
シーリングは、紫外線や雨、暑さ寒さにさらされて、少しずつ硬くなります。一般的に、10年前後で劣化のサインが出始めることが多いと言われています。
家のまわりを歩いて、外壁のつなぎ目を見てみてください。表面に細かいひび割れがある、シーリングがやせて外壁材との間にすき間ができている、外壁材からはがれている、中の材料が見えているといった状態は、打ち替えを考える目安です。指で押したときに弾力がなく、硬くなっている場合も劣化が進んでいます。
日当たりのよい南面や西面は、紫外線を多く受けるので、北面より早く傷む傾向があります。焼津市のように海に近い地域では、潮風に含まれる塩分も外壁の汚れや傷みに影響します。面ごとに状態が違うことがあるので、家のまわりを一周して確かめるのがおすすめです。
シーリングの表面に黒い汚れが筋のように付いている場合は、古いシーリングの成分が表面に出てきて、ほこりを吸着していることがあります。見た目の問題だけでなく、劣化が進んでいるサインの一つです。
新築から10年が近づいたら、一度家のまわりを点検してみることをおすすめします。外壁の保証やメンテナンスの時期が記された書類があれば、あわせて確かめておくと、次の手入れの計画が立てやすくなります。
放置すると起きること
シーリングが割れたりはがれたりしたままにしておくと、すき間から雨水が入りこみます。外壁の裏側には防水シートがあるので、すぐに室内へ雨もりすることは少ないものの、水が入り続けると外壁材の端が反ったり、壁の中の木材が湿ったりします。
窓まわりのシーリングが傷むと、窓の上から雨水が入り、雨もりの原因になることもあります。台風の多い地域では、横なぐりの雨がつなぎ目に当たり続けるため、小さなすき間からも水が入りやすくなります。
シーリングの傷みは、早めに手当てをすれば、比較的少ない費用で済みます。外壁材そのものが傷んでからでは、張り替えが必要になり費用が大きくなることもあるので、劣化のサインを見つけたら一度点検しておくと安心です。
壁の中に入った水は、断熱材を湿らせることもあります。湿った断熱材は性能が落ちるうえ乾きにくく、壁の中の木材を傷める原因にもなります。
打ち替えと増し打ちの違い
シーリングの工事には、古いシーリングをすべて取り除いて新しく詰め直す打ち替えと、古いシーリングの上から新しい材料を重ねる増し打ちがあります。
外壁材のつなぎ目は、打ち替えが基本です。古いシーリングの上に重ねても、新しい材料の厚みが十分に取れず、早く傷みやすいからです。一方で、窓まわりなど、古いシーリングを取り除くと防水シートを傷めるおそれがある場所では、増し打ちを選ぶこともあります。
材料にも違いがあります。耐久性の高い材料を選ぶと、次のメンテナンスまでの期間を延ばしやすくなります。見積もりでは、打ち替えか増し打ちか、どの材料を使うか、どの範囲を施工するかを確認してください。
打ち替えでは、古いシーリングを取り除いたあと、材料がよく付くように下塗りをし、目地の奥にテープなどを入れてから新しい材料を詰めます。こうした下地の手順を省くと、すぐにはがれる原因になります。見積もりの金額だけでなく、どのような手順で施工するかを説明してもらえるかどうかも、業者を選ぶときの目安になります。
費用の目安と塗装との組み合わせ
費用は、家の大きさと外壁のつなぎ目の長さによって変わります。一般的な二階建ての住宅で、シーリングの打ち替えだけなら20万円から40万円前後、これに足場の費用として15万円から25万円前後が加わることが多いです。
外壁の塗装と一緒に行うと、足場を一度で済ませることができます。シーリングを打ち替えてから塗装をすると、つなぎ目も含めて外壁全体を保護しやすくなります。外壁の塗装の時期とシーリングの傷みの時期は近いことが多いので、まとめて計画する方が多いです。雨どいの交換が近い家では、同じ足場で済ませられないかも検討してみてください。
外壁の工事は、訪問販売で契約を急がされるトラブルの相談が多い分野でもあります。突然訪ねてきて不安をあおる点検には注意が必要で、国民生活センターの点検商法への注意喚起でも、その場で契約しないことが呼びかけられています。
塗装をするときは、シーリングの材料と塗料の相性にも注意が必要です。組み合わせによっては、シーリングの上の塗膜がひび割れたり、べたついたりすることがあります。塗装とシーリングを同じ業者にまとめて頼むと、こうした相性まで含めて計画しやすくなります。
まとめ つなぎ目の小さな傷みを見逃さない
外壁のシーリングは、雨水の侵入を防ぎ、外壁材の動きを吸収する大切な部分です。ひび割れ、やせ、はがれといったサインがあれば、打ち替えを考える時期です。足場が必要になる工事なので、外壁の塗装や雨どいの交換とまとめて計画すると、費用を抑えやすくなります。
焼津市で外壁のメンテナンスを考えている方は、シーリングの状態も含めてご相談ください。かおり木工房は、新築で高気密・高断熱の家を建ててきた工務店として、壁の中に水を入れないことを家の長持ちの基本と考えています。外壁を見直すときは、壁の中の断熱や窓まわりの状態も一緒に確かめます。
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かおり木工房では、静岡市・焼津市・藤枝市を中心に、断熱・耐震を含む性能向上リフォームから水まわりの交換まで、住まいの困りごとに一軒ずつ向き合っています。新築で高気密・高断熱の家づくりを続けてきた工務店として、見えない部分まで確かめてからご提案します。
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