床が冷たい家の原因とは?リフォームでできる床断熱対策
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床が冷たい家の原因とは?リフォームでできる床断熱対策

床が冷たいと、家全体が寒く感じる

暖房をつけているのに、床が冷たくて足元が落ち着かない。スリッパを履かないと過ごせない。冬になると、こうしたご相談をいただきます。

床の冷たさは、その場所だけの問題では終わりません。人が感じる暖かさは、空気の温度だけでなく、床や壁など周囲の表面温度からも影響を受けるためです。床が冷たい住宅では、室温を上げても暖かく感じにくくなります。

床が冷たくなる二つの経路

床が冷たくなる理由は、大きく二つに分かれます。どちらが主な原因かによって、手をつける場所が変わります。

床下から冷えている

冬になると、床下の空気は外気に近い温度まで下がります。床の断熱が弱い住宅では、その冷たさが床材を通して表面に伝わります。

築25年から35年ほどの住宅では、床に断熱材が入っていない、あるいは薄いものしか入っていないことがあります。断熱材が入っていても、経年で垂れ下がったり、ずれて隙間ができたりしていることも珍しくありません。床下から押し込む形で施工されている場合、支えが劣化して落ちかけていることもあります。

また、床下の換気口から風が吹き込む住宅では、床下の温度がさらに下がります。基礎の形状や周囲の環境によって、この影響の大きさは変わります。

窓からの冷気が床を流れている

もうひとつが、窓で冷やされた空気です。

アルミサッシと単板ガラスの窓は、外の冷たさをほとんどそのまま室内側に伝えます。窓のそばの空気は冷やされて重くなり、床に向かって降りていきます。そして床を這うように部屋へ広がります。これをコールドドラフトと呼びます。

この場合、冷たいのは床そのものではなく、床の上を流れている空気です。床下をいくら断熱しても、窓から冷気が降り続けていれば、足元の寒さは残ります。

どちらが原因か見分ける方法

ご自身で確かめられます。

暖房を止めてしばらくしてから、床に直接手のひらを当ててみてください。床そのものがひんやり冷たければ、床下からの冷えです。床は冷たくないのに足元がスースーするのであれば、窓からの冷気を疑います。

窓際に立って、足首のあたりに空気の流れを感じるかどうかも手がかりになります。ティッシュを一枚、窓の下あたりに垂らしてみると、空気が下に向かって流れているかどうかが目で見て分かります。

部屋の中央と窓際で、床の冷たさが大きく違うようであれば、窓側の影響が大きいと考えられます。

床断熱で改善できること

床下からの冷えが主な原因であれば、床の断熱を強化することで表面温度が上がります。素足で歩いたときのひやりとする感じが和らぎ、同じ室温でも暖かく感じられるようになります。

工事の方法は、床下に入れるかどうかで変わります。床下に人が入れる高さがあれば、下から断熱材を充填する方法がとれます。床材をはがさずに済むため、住みながら工事ができ、費用も抑えられます。

床下に入れない住宅では、床をはがして断熱材を入れ、新しい床を張ることになります。工期も費用も大きくなりますが、床の張り替えを考えていたのであれば、同時に行うと無駄がありません。

なお、床下の湿気が多い場合は、断熱材を入れる前に防湿の対策が必要です。湿った状態のまま断熱材を入れると、材料が湿気を含んで性能が落ちたり、木部の傷みにつながったりします。順番を間違えないことが大切です。

窓が原因の場合の対策

窓からの冷気が主な原因であれば、窓側に手を打つほうが効きます。

内窓を追加すると、室内側の窓の表面温度が上がります。空気が冷やされにくくなるため、床に降りてくる冷気そのものが弱まります。壁や外壁を触らずに済み、一部屋あたり半日から一日で工事が終わります。

窓際の寒さ、足元を流れる冷気、朝の結露。この三つで変化を感じる方が多いところです。

床と窓のどちらから手をつけるべきかで、費用も効果も変わります。ここを取り違えると、工事をしたのに寒さが残るということになりかねません。

床下を見ると分かること

床下は、断熱材の有無だけでなく、住宅の状態が表れる場所です。

土台や大引きに傷みがないか、湿気がこもっていないか、シロアリの痕跡がないか。断熱工事のために床下に入る機会は、住宅全体の状態を確認する機会でもあります。

静岡市・焼津市・藤枝市では、床下の湿気に悩む住宅が比較的多くあります。温暖で雨が多いこと、地形によっては地下水位が高い場所があることが関係しています。床が冷たいというご相談で床下を確認したところ、断熱材が湿気で垂れ下がっていたという例もあります。

まとめ

床が冷たい原因は、床下から冷えている場合と、窓で冷やされた空気が床を流れている場合の二つがあります。床断熱リフォームで改善するのは前者です。

暖房を止めてから床に手を当ててみる、窓際で足首に流れを感じるか確かめる。この二つで、どちらが主な原因かはかなり絞り込めます。

床下に入れる住宅であれば、床材をはがさずに断熱材を入れられ、住みながら工事ができます。床下の湿気や木部の状態もあわせて確認できます。まずは現状を見るところからご相談ください。

静岡市・焼津市・藤枝市でリフォームのご相談を承っています

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