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断熱リフォームはどこからやるべきか?

― 間違えると効果が出ないリフォームの順番 ―

「家が寒い」
「夏は暑くて冬は冷える」

築30年前後の家では
非常によくある悩みです。

そこで考えるのが

断熱リフォーム

しかしここで多くの人が迷います。

どこから直すべきなのか。

窓なのか。
壁なのか。
床なのか。

実はここには

明確な優先順位

があります。

順番を間違えると
お金をかけても効果が出ません。

逆に正しい順番で行えば
比較的少ない費用でも

体感温度は大きく変わります。


① まず最初は「窓」

断熱リフォームの基本は

です。

なぜか。

家の中で
一番断熱性能が低い部分だからです。

例えば

築30年前後のアルミサッシの場合

熱貫流率
約6.5W/㎡K

現在の断熱サッシ

約1.5W/㎡K

つまり

断熱性能は約4倍違う

ということになります。

窓から逃げる熱は
住宅全体の

約50%

と言われています。

だから

窓の断熱を改善するだけでも

・窓際の寒さ
・結露
・冷気

これらはかなり改善します。

特に多い症状が

・窓際だけ寒い
・カーテンが揺れる
・結露が多い

このような家では

窓断熱は効果が非常に高い

リフォームになります。


② 次に「天井断熱」

次に優先度が高いのは

天井断熱

です。

暖かい空気は
上に上がります。

そのため

天井断熱が弱い家では

暖房の熱が
どんどん逃げていきます。

さらに

夏は屋根が
強烈に加熱されます。

真夏の屋根表面は

70℃近く

になることもあります。

古い住宅では

天井断熱が

・グラスウール50mm
・グラスウール75mm

というケースも多い。

現在の基準から見ると
かなり薄い断熱です。

天井断熱の追加は

・工事が比較的簡単
・費用対効果が高い

という特徴があります。


③ 三番目は「床断熱」

次に床です。

冬になると

床が冷たい

という相談はとても多いです。

これは

床下の冷気が
そのまま室内に伝わっている状態です。

築30年前後の家では

床断熱が

・断熱材なし
・発泡スチロール30mm

など弱いケースもあります。

床断熱を改善すると

・足元の冷え
・暖房効率

が改善することがあります。

ただし

床断熱は

床を解体する工事になる場合もあり

費用はやや高くなります。

そのため

窓や天井より
優先順位は少し下になります。


④ 最後が「壁断熱」

壁断熱は

もちろん効果があります。

しかし

工事が大きくなります。

外壁を剥がすか
室内の壁を解体する必要があります。

そのため

外壁リフォームと
同時に行うと

とても効率が良いです。


よくある失敗

断熱リフォームで多い失敗は

窓だけ直す

というケースです。

窓は確かに重要です。

しかし

家の熱は

・屋根
・壁
・床
・窓

すべてから逃げます。

窓だけ直すと

体感は改善しますが

家全体の性能は
まだ不十分な場合もあります。


もう一つ重要なこと

断熱リフォームは

家の状態を見ないと判断できません。

例えば

・断熱材の種類
・厚み
・気密状態
・窓性能

すべて違います。

同じ築30年でも

家によって性能は大きく違います。

そのため

リフォームの前には

住宅の状態を確認することが
とても大切です。


まとめ

断熱リフォームの基本的な優先順位は

① 窓
② 天井
③ 床
④ 壁

です。

ただし

住宅の状態によって
優先順位は変わることもあります。

寒さや暑さを我慢するのではなく

住宅の構造から改善する

ことが大切です。


次回の記事

次回は

断熱リフォームで後悔する人の共通点

というテーマで解説します。



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