浴室が寒い家の原因とは?リフォームでできるヒートショック対策
冬になると住宅相談で非常に多く聞く悩みがあります。
それが
・お風呂が寒い
・浴室に入るのがつらい
・お湯をためても寒い
・入浴中に体が冷える
という問題です。
この原因は単純に
「冬だから」
ではありません。
実は多くの場合
住宅の構造
が関係しています。
特に築年数が古い住宅では、浴室は家の中でも特に寒い空間になりやすい場所です。
さらにこの問題は
ヒートショック
とも関係します。
ここでは
・浴室が寒くなる住宅の原因
・住宅構造との関係
・リフォームでできる対策
について解説します。
浴室が寒い住宅の特徴
浴室が寒い住宅には共通する特徴があります。
・在来浴室(タイル風呂)
・断熱が弱い
・窓が大きい
・外壁に面している
これらの条件が重なると、浴室の温度は極端に下がります。
特に築20年〜40年ほどの住宅では、この傾向が強く見られます。
タイル浴室の冷え
昔の住宅では
在来浴室
と呼ばれる浴室が多くありました。
これは
・タイル床
・モルタル壁
で作られた浴室です。
この構造では
床
↓
コンクリート
↓
外気
の影響を受けます。
そのため冬は
床温度が
5〜10℃
程度になることもあります。
その結果
・足元が冷たい
・体感温度が低い
という状態になります。
窓からの冷気
浴室には窓が設置されている住宅が多くあります。
この窓が
・単板ガラス
・アルミサッシ
の場合、断熱性能は低くなります。
冬になると
窓
↓
冷気
が発生します。
さらに窓の表面温度が下がることで
・室温低下
・冷気流
が起こります。
外壁の影響
浴室はほとんどの場合
外壁側
に配置されます。
理由は
・配管
・換気
です。
しかし外壁側は
・外気温
・風
の影響を受けやすくなります。
断熱が弱い住宅では
外壁
↓
冷え
がそのまま室内に伝わります。
床からの冷え
浴室の寒さの大きな原因は
床
です。
在来浴室では
・床断熱がない
・コンクリート
というケースが多くあります。
そのため
冬の床温度は
外気温に近くなる
ことがあります。
これが
・足元の冷え
・寒さ
の原因になります。
ヒートショックの危険
浴室の寒さは
ヒートショック
の原因にもなります。
例えば
暖かいリビング
↓
寒い脱衣所
↓
寒い浴室
この温度差により
血圧が大きく変動します。
特に高齢者では
・血圧上昇
・血管負担
が起こりやすくなります。
住宅内の温度差は健康にも影響する重要な問題です。
リフォームでできる対策
既存住宅でも、いくつかの方法で浴室の寒さを改善できる場合があります。
・ユニットバスへの交換
最近のユニットバスは
・断熱浴槽
・断熱壁
・断熱床
などが採用されています。
これにより
・浴室温度
・床温度
が改善する可能性があります。
・窓の断熱改善
浴室の窓を改善することで冷気を減らすことができます。
例えば
・内窓設置
・断熱サッシ
などがあります。
窓の断熱性能が上がると
・冷気
・表面温度低下
を抑えることができます。
・浴室暖房
浴室暖房を設置することで
入浴前に浴室を暖めることができます。
例えば
・浴室暖房乾燥機
・ヒーター
などです。
これにより
脱衣所との温度差も小さくなります。
・断熱リフォーム
浴室周囲の断熱を改善することで
外気の影響を減らすことができます。
特に
・壁断熱
・床断熱
の改善は効果が出る場合があります。
家の温度差が問題
住宅の寒さ問題の多くは
部屋ごとの温度差
にあります。
例えば
・リビング 22℃
・廊下 10℃
・脱衣所 8℃
・浴室 7℃
という住宅では
温度差が大きくなります。
この温度差が
・寒さ
・ヒートショック
の原因になります。
まとめ
浴室が寒い住宅には
・在来浴室
・窓断熱不足
・外壁断熱不足
・床断熱不足
などの原因があります。
特に古い住宅では浴室は冷えやすい空間です。
寒さ対策やヒートショック対策として
・ユニットバス交換
・窓改善
・断熱改善
などを検討することが大切です。
次回予告
住宅相談でよくある質問があります。
それが
「玄関が寒い」
という問題です。
・玄関を開けると寒い
・玄関ホールが冷える
・家に入ると寒い
この原因は
玄関の断熱性能
が関係していることがあります。
次回は
「玄関が寒い家の原因とは?」
について解説します。
かおり木工房
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