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脱衣所が寒い家の原因とは?ヒートショックが起きやすい構造

冬になると
「脱衣所がとにかく寒い」

そう感じる家は
決して少なくありません。

リビングは暖房で暖かい。

しかし

お風呂に入ろうとして
脱衣所へ行くと

急に寒さを感じる。

服を脱ぐと
体が一気に冷える。

この環境は
実はとても危険です。

なぜなら

脱衣所は
ヒートショックが起きやすい場所だからです。


ヒートショックとは

急激な温度変化によって
血圧が大きく変動する現象です。

暖かい部屋から
寒い場所へ移動すると

体は急激に冷えます。

すると

血管が収縮し
血圧が急激に上昇します。

その状態で

浴室に入り
熱いお湯につかると

今度は

血管が広がり
血圧が急激に下がります。

この変化が

・失神
・心筋梗塞
・脳梗塞

などの原因になることがあります。

入浴中の事故は
年間1万7000人以上とも言われています。

つまり

脱衣所の寒さは
単なる不快ではなく

健康リスクにも
つながる問題なのです。


では

なぜ脱衣所は
ここまで寒くなるのでしょうか。

理由はいくつかあります。


まず一つ目は

暖房がないことです。

日本の住宅では

・リビング
・ダイニング

には暖房があります。

しかし

脱衣所には
暖房がない家が多い。

そのため

暖房している部屋は暖かくても

脱衣所は
外気に近い温度になります。


二つ目は

断熱不足です。

築30年前後の住宅では

・壁断熱が少ない
・天井断熱が弱い
・床断熱がない

といったケースが多くあります。

断熱が弱いと

外の寒さが
室内に伝わります。

その結果

脱衣所は
住宅の中でも

特に寒い場所に
なってしまいます。


三つ目は

窓です。

脱衣所には
小さな窓があることが多い。

しかし

古い住宅の窓は

・アルミサッシ
・単板ガラス

この組み合わせです。

この窓は

断熱性能が低く

外の冷気を
そのまま室内へ
伝えてしまいます。

窓の近くは
特に温度が下がりやすい。

脱衣所が寒くなる
大きな原因の一つです。


四つ目は

浴室の影響です。

古い住宅では

在来浴室と呼ばれる
タイルのお風呂が多くあります。

この浴室は

・床タイル
・壁タイル
・断熱材なし

という構造が多い。

タイルは
熱を伝えやすい素材です。

そのため

冬になると

浴室は
外のように冷えます。

その冷たい空気が

脱衣所の温度も
下げてしまうのです。


さらに

住宅の隙間も
寒さの原因になります。

古い住宅では

・窓
・床
・壁

などに
多くの隙間があります。

そこから

外気が入り

暖房の空気が
逃げてしまいます。

その結果

家の温度は
安定しません。

暖かい部屋と
寒い部屋の差が

大きくなってしまいます。

脱衣所は

その影響を
受けやすい場所なのです。


脱衣所が寒い家では

次のような問題が
起きやすくなります。

・ヒートショックのリスクが高くなる
・入浴がつらくなる
・暖房を強く使うため光熱費が上がる
・結露が増えカビが発生しやすくなる

つまり

脱衣所の寒さは

家の性能に関係する
重要な問題なのです。


改善方法として

性能向上リフォームがあります。

例えば

・内窓を設置する
・天井断熱を強化する
・床断熱を改善する

こうした工事を行うと

脱衣所の温度は
大きく変わります。

さらに

浴室リフォームで

・断熱浴槽
・断熱壁

を採用すると

寒さは
かなり改善されます。


脱衣所が寒い家は

珍しいわけではありません。

むしろ

日本の古い住宅では
よくある環境です。

しかし

住宅性能を改善すると

家の温度差は
大きく減ります。

入浴時の安全性も
大きく変わります。

脱衣所の寒さは

住宅性能を見直す
重要なサインなのです。


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次回

浴室が寒い家の理由とは?
古い住宅に多い断熱不足の問題

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