窓際だけ寒い家の本当の理由とは?
― ソファの位置が“寒さ”で決まっていませんか? ―
冬になると、こうなっていませんか。
・窓の近くには座らない
・カーテンを閉めっぱなしにする
・ソファを窓から離す
・窓際に結露がびっしり出る
部屋全体は暖房で20度前後あるのに、
窓のそばだけ明らかに寒い。
「窓際はそんなものだよね」
そう思っているなら、それは誤解です。
窓際が寒いのは、
家の断熱性能が弱いサインです。
築30年前後の家では、
この症状はほぼ標準装備。
今日はその原因を、古い家前提で整理します。
① アルミサッシ+単板ガラスという“冷却装置”
築25〜35年の家の多くは、
・アルミサッシ
・単板ガラス
この組み合わせ。
アルミは熱を通しやすい金属。
冬の外気が5度なら、
アルミ部分はほぼ外気温。
ガラスも1枚だけ。
外の冷気をそのまま伝える。
窓の表面温度が10〜12度になることも珍しくありません。
室温20度でも、
窓際は体感15度以下。
冷えるのは当然です。
② 冷気は“下に落ちる”
窓が冷えると何が起きるか。
窓面に接した空気が冷える。
その空気が重くなり、床へ落ちる。
これをコールドドラフト現象といいます。
足元が冷える。
ソファに座るとスースーする。
エアコンは上から暖める。
冷気は下に溜まる。
この攻防戦が、
窓際寒さの正体。
③ 結露は断熱不足の証拠
窓に水滴がつく。
これは湿度の問題だけではありません。
表面温度が低いから、
空気中の水分が水になる。
つまり、
窓が冷えすぎている証拠。
築30年前後の家で結露が出るのは、
断熱不足の明確なサイン。
④ 窓際が寒いと何が起きるか
・設定温度を上げる
・暖房時間が長くなる
・電気代が上がる
・足元が冷える
・カビが出る
窓は家の中で最も熱が出入りする場所。
冬は熱が逃げ、
夏は熱が入る。
窓が弱いと、家全体が弱くなる。
⑤ カーテンで防げるのか?
厚手カーテンは多少効きます。
しかし、
窓自体は冷えたまま。
カーテン裏で結露が増えることもある。
対症療法に近い。
⑥ 内窓で変わるのか?
築30年前後の家で効果が大きいのが内窓。
空気層ができることで、
表面温度が2〜4度上がる。
窓表面温度が12度 → 16度。
この差は体感で大きい。
足元冷えが減る。
結露も減る。
⑦ 窓だけで十分か?
窓は最重要ポイント。
しかし、
・天井断熱が弱い
・気密が弱い
・床下が冷えている
これらが重なると、
効果は限定的。
順番が重要。
⑧ こんな家は要注意
・窓の近くに家具を置かない
・窓下にカビが出る
・冬は常にカーテン閉めっぱなし
・窓際に結露拭きタオル常備
これ、築30年前後で非常に多い。
⑨ 放置するとどうなるか
結露が続けば、
・パッキン劣化
・カビ繁殖
・木枠腐食
静岡は湿度が高い。
冬でも湿気はある。
窓の弱さは、建物寿命にも影響。
⑩ 結論
窓際が寒いのは、
・アルミ単板
・断熱不足
・冷気下降
という構造問題。
古い家なら、
改善余地は大きい。
我慢の問題ではない。
次に読むべきテーマ
窓際が寒い家は、
夕方から急に暑くなる家でもある。
次は、
「夕方から急に暑くなる家の特徴とは?」
今度は“日射”の話です。
賢い夫婦がやっぱり選んだ
注文住宅専門工務店「かおり木工房」
静岡市で
高気密・高断熱・一種換気+全館空調(松尾式)
寒暖差に振り回されない家づくりを行っています。
住所:静岡市葵区瀬名川1-27-53
電話:054-261-2807(10時〜17時)
社長直通:090-6587-4713(「HP見た」とお伝えください)
施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市