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床が冷たい家の本当の原因とは?

― スリッパを履かないと過ごせない家には理由がある ―

冬になると、こう感じませんか。

「床が冷たい。」

エアコンはついている。
室温は20度ある。
でも足元だけが異様に冷たい。

だからスリッパ。
厚手の靴下。
ホットカーペット。

それでも底冷えが消えない。

これは気のせいではありません。
そして年齢のせいでもありません。

原因は、床下にあります。


室温20度でも寒い理由

古い家の多くは、

・床下断熱が薄い
・断熱材がずれている
・隙間だらけ
・床下が外気とほぼ同じ温度

という状態です。

築30年前後の家では、

断熱材は50mm〜75mm程度が一般的でした。

現在の基準から見ると、
明らかに不足しています。

その結果どうなるか。

床表面温度が15度前後まで下がります。

人は足の裏で温度を感じます。

室温20度でも、
床が15度なら寒い。

体は「冷えている」と判断します。


足元が冷えると何が起きるか

・血管が収縮する
・血圧が上がる
・体温が奪われる

特に60代以降は影響が大きい。

ヒートショックは浴室だけの話ではありません。

“日常的な冷え”も積み重なります。


なぜ床はこんなに冷えるのか

理由は3つ。

① 床下は外気と同じ環境

通気口から外気が入り、

冬は0〜5度。

その空気の上に床がある。

冷えるのは当然です。


② 断熱材の厚み不足

古いグラスウールは薄く、

しかも経年で垂れ下がる。

隙間ができる。

断熱は「厚み」と「隙間なし」が命。

どちらも弱い。


③ 気密不足

隙間風は窓だけではありません。

床下からも入る。

足元が冷たい家は、
気密が弱い可能性が高い。


ホットカーペットで解決するのか

一時的には温まります。

しかし、

床下が冷たいまま。

暖房エネルギーは常に逃げ続ける。

電気代も上がる。

対症療法。


床暖房を入れれば解決?

確かに温かい。

しかし根本原因は変わらない。

断熱が弱いまま床暖房を入れると、

熱が逃げ続ける。

燃費が悪い。


本質的な解決方法

古い家の床冷えは、

床下断熱の強化。

具体的には、

・断熱材の入れ替え
・厚み追加
・隙間処理
・気流止め施工

ここまでやって初めて改善。

築30年前後の家では、
効果は大きい。


実際どれくらい変わるか

床表面温度が15度 → 18度になるだけで、

体感は大きく変わります。

足元が冷えないと、

設定温度を1度下げられることもある。

年間で見れば電気代にも差。


ただし注意点

床だけやっても、

窓や天井が弱ければ効果は限定的。

順番が重要。

床が主因かどうか。

診断が必要。


こんな家は要注意

・冬にスリッパ必須
・廊下が冷蔵庫
・朝起きると足が冷たい
・リビングでも靴下二重

これは性能限界のサイン。


放置するとどうなるか

冷えは習慣になる。

「仕方ない」で終わる。

しかし体は確実に冷えている。

電気代も積み上がる。

我慢はコスト。


結論

床が冷たいのは、

家の構造的問題。

築30年前後の家なら、
改善余地は大きい。

スリッパに頼らない生活は可能。

まずは床下を疑う。


次に読むべきテーマ

床が冷たい家は、
玄関も寒いことが多い。

次は、

「玄関が寒い家の構造的問題とは?」

入り口の断熱と気密の話です。


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注文住宅専門工務店「かおり木工房」

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