中古住宅リフォームで「窓だけ交換しても寒さが解決しない理由」
― 断熱リフォームで最も多い勘違い ―
中古住宅をリフォームする際、多くの人が最初に考えるのが
窓の断熱リフォームです。
実際に住宅相談でもよく聞くのが、
「内窓を付ければ暖かくなりますか?」
「窓を変えれば寒い家は解決しますか?」
という質問です。
確かに窓は住宅の中で
最も熱が出入りする場所
です。
そのため、窓の断熱性能を改善すると
住宅の快適性は大きく変わります。
しかし住宅の現場では
窓を交換したのに寒さが改善しない家
も存在します。
例えば、
・内窓を付けたのに寒い
・窓を交換したのに暖房が効かない
・結露は減ったが寒さは変わらない
こうしたケースです。
これは窓のリフォームが失敗したわけではありません。
問題は
住宅全体の断熱バランス
です。
住宅は窓だけで成り立っているわけではありません。
今回は
窓リフォームだけでは寒さが解決しない理由
を解説します。
理由①
壁や天井の断熱が弱い
古い住宅では
壁の断熱材が
・薄い
・入っていない
・劣化している
というケースが多くあります。
また、
天井断熱も
50mm程度しか入っていない住宅もあります。
現在の住宅では
200mm以上の断熱材を使うこともあるため、
性能差は非常に大きくなります。
そのため、
窓を高断熱にしても
壁や天井から熱が逃げてしまう
ことがあります。
この場合、
窓だけリフォームしても
家全体の寒さは
あまり変わりません。
住宅の断熱性能は
家全体のバランス
で決まります。
理由②
床からの冷気
古い住宅では
床断熱が弱い住宅も多くあります。
例えば、
築30年以上の住宅では
床断熱が
・入っていない
・薄い
というケースも珍しくありません。
この場合、
床から冷気が上がり
足元が冷える家
になります。
窓を高断熱にしても、
床が冷たいと
寒さはあまり改善しません。
人は
足元の温度
に大きく影響されるため、
床が冷たい住宅では
体感温度が低くなります。
理由③
気密性能が低い
中古住宅では
隙間が多い住宅
もあります。
例えば、
・床と壁の隙間
・天井裏
・コンセント周り
などです。
こうした隙間から
外気が入り込むと、
暖房しても
室温が安定しません。
窓の断熱性能を上げても、
隙間が多い住宅では
暖かい空気が逃げてしまいます。
住宅では
断熱と同じくらい
気密
が重要になります。
理由④
暖房方式の問題
住宅の暖かさは
暖房方式にも影響されます。
例えば、
古い住宅では
エアコン1台だけで暖房するケースもあります。
しかし断熱性能が低い住宅では
エアコンだけでは
家全体を暖めることが難しい場合があります。
また、
暖かい空気は
上に溜まる
ため、
足元が寒い家になることもあります。
窓の断熱性能を上げても、
暖房方式が合っていないと
暖かさは改善しません。
本当に重要なのは住宅全体の断熱計画
窓の断熱リフォームは
確かに効果があります。
しかし住宅では
部分リフォームだけでは限界
があります。
住宅の断熱性能を改善する場合、
次のバランスが重要です。
窓
壁
床
天井
気密
これらを総合的に考えることで
住宅の快適性は大きく変わります。
中古住宅リフォームでは
窓だけではなく
住宅全体の断熱計画
を考えることが重要です。
まとめ
窓リフォームだけでは寒さは解決しない
窓は住宅の断熱性能に
大きく影響します。
しかし、
窓だけを改善しても
住宅全体の性能が低いと
寒さは完全には解決しません。
中古住宅リフォームでは
窓
断熱
気密
暖房
これらを
総合的に考えること
が重要です。
住宅は
一部分だけ良くしても
快適にはならないのです。
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断熱
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