リフォームはどこから始めるべきか?
― 電気代を本気で下げるための“正しい順番” ―
電気代が高い。
夏は3万円。
冬も2万円台後半。
「値上げだから仕方ない」と思っていませんか?
確かに電気料金は上がりました。
しかし同じ静岡市内、同じ築30年前後の家でも、
・月15,000円前後で安定する家
・毎月3万円近くかかる家
この差が現実にあります。
違いは生活スタイルではありません。
家の性能の弱点をどこまで放置しているか。
そしてもっと重要なのは、
リフォームの順番を間違えると、電気代は下がらない。
ここを今日ははっきりさせます。
なぜ「順番」が重要なのか
築20年〜40年の家の多くは、
・アルミサッシ
・単板ガラス
・天井断熱100mm前後
・気密ほぼゼロ
・西日無防備
という状態です。
この家に対して、
「最新エアコンに替えました」
それで電気代が劇的に下がるでしょうか?
答えはNOです。
なぜなら、
家そのものがエネルギーを漏らしているから。
水漏れしているバケツに、
蛇口だけ高性能にしても意味がありません。
第1優先:窓の断熱強化
電気代を下げたいなら、まず窓。
理由は明確です。
・夏の熱侵入の約70%は窓
・冬の熱損失の約50%も窓
築30年前後の家は、
アルミ+単板がほとんど。
夕方の西日がそのまま床を温め、
夜になっても冷めない。
内窓を設置することで、
・熱の侵入抑制
・冷暖房効率向上
・結露軽減
・体感温度安定
電気代が月5,000円以上変わるケースもあります。
しかも工期は1日。
費用対効果が圧倒的に高い。
第2優先:天井断熱の追加
屋根は最大の熱負荷部位。
真夏の小屋裏は60℃近くになることもあります。
天井断熱が薄い家では、
昼の熱が夜に降りてくる
↓
エアコンを止められない
↓
夜間電力が増える
これが電気代を押し上げます。
天井断熱の追加は、
・工事が比較的容易
・費用が抑えられる
・効果が体感しやすい
特に2階が暑い家は優先順位が高い。
第3優先:日射遮蔽
「断熱材を増やせばいい」
これは半分正解、半分間違いです。
熱を入れないことが最優先。
西面に大きな窓がある家で、
遮蔽なしは危険。
・外付けブラインド
・アウターシェード
・庇の延長
これだけで室温は大きく変わります。
断熱は守り。
遮蔽は攻め。
順番を間違えると、
熱を入れながら断熱強化することになります。
第4優先:気密改善
築30年前後の家は、
気密という概念がありません。
隙間から湿気が入り続ける。
静岡の夏は湿度が高い。
冷房は温度を下げるより、
湿度を取る方が電気を使います。
だから、
・温度はそこまで高くない
・でもベタつく
・除湿が止まらない
電気代が上がる。
窓周り、床下、天井点検口など、
部分的な改善でも効果は出ます。
第5優先:空調設備
最後が空調。
家が漏れている状態で、
空調だけ強化しても意味がありません。
器を整えてから。
エアコンの能力不足や配置の見直しは、
最後に検討。
やってはいけないリフォーム
・外壁塗装だけ
・キッチン交換だけ
・とりあえず最新エアコン
見た目は変わる。
しかし電気代は変わらない。
優先順位を間違えたリフォームは、
「やったのに下がらない」という後悔になります。
実際の改善効果
内窓+天井断熱追加だけで、
・冷房時間短縮
・夜間停止可能
・設定温度1℃上昇
この変化が出ると、
年間10万円以上の差になることもあります。
10年で100万円。
単なる快適性だけではなく、
家計の話です。
まとめ
電気代を下げたいなら、
- 窓
- 天井断熱
- 日射遮蔽
- 気密
- 空調
順番がすべて。
築30年前後の家は、
性能が足りないのではなく、
弱点を放置している。
そこを正しい順番で直せば、
電気代は確実に変わります。
次に読むべき記事
では、
「内窓リフォームは本当に元が取れるのか?」
費用、回収年数、デメリットまで、
具体的に解説します。
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