性能向上リフォーム成功事例とは
― 築32年の家で“夜エアコンを止められる家”に変わった実例 ―
ここまで、理屈を整理してきました。
では実際に、
・電気代が高かった家
・夜冷房を止められなかった家
が、どう変わったのか。
具体的な事例を紹介します。
■ ご相談内容(静岡市・築32年・延床34坪)
ご夫婦と高校生のお子様1人の3人暮らし。
夏の電気代は
月28,000円〜32,000円。
2階は夕方から蒸し風呂。
夜もエアコンを止めると
1時間で寝苦しくなる。
冬は、
・窓結露
・朝の底冷え
・脱衣室が寒い
という典型的な築30年前後の症状。
■ 現地診断で分かったこと
点検口から小屋裏確認。
・断熱材100mm
・部分的なズレ
・隙間あり
西側に大きな掃き出し窓。
庇は浅く、
夏の西日が直撃。
床下は隙間が多く、
配管周りも未処理。
原因は明確でした。
- 西日蓄熱
- 天井断熱不足
- 気密不足
窓性能も弱いが、
主因はこの3点。
■ 実施した工事
優先順位を整理。
① 西日遮蔽
西側窓に外付けシェード設置。
庇を延長。
まず日射を止める。
② 天井断熱強化
断熱厚を
100mm → 350mmへ。
隙間なく敷き込み。
点検口も気密処理。
③ 部分気密改善
床下貫通部処理。
天井点検口処理。
建具調整。
④ 内窓(主要箇所のみ)
家全体ではなく、
西側とリビング中心に限定。
段階的投資。
■ 総工事費
約280万円。
補助金活用で
実質負担約240万円。
■ 改善結果(1年後)
夏
・2階室温ピーク約2〜3℃低下
・夕方の室温上昇が緩やか
・冷房設定26℃ → 27〜28℃へ
・夜停止可能な日が増加
電気代は、
月32,000円 → 21,000円前後へ。
約10,000円削減。
冬
・結露大幅減少
・朝の室温低下が緩やか
・暖房設定温度1℃低下
電気代も
約5,000円/月減少。
■ 何が成功要因だったか
内窓だけではなかった。
断熱だけでもない。
順番。
日射を止め、
断熱を強化し、
隙間を減らした。
これが効いた。
■ お客様の声
「一番変わったのは、夕方の暑さ。」
「夜エアコンを弱くできるようになった。」
「冬の結露がほぼ出なくなった。」
電気代ももちろんですが、
“体感のストレス”が減ったことが大きい。
■ ここで重要なこと
この家は、
建て替えではなく、
リフォームで改善。
構造が健全だったから可能。
全部を一度にやらず、
原因から着手した。
■ 成功のポイントまとめ
・原因診断
・順番整理
・遮蔽優先
・断熱厚確保
・気密処理
・段階的投資
これが揃うと、結果は出る。
■ 次に考えるべきこと
では、
「部分的リフォームと全面断熱、どちらがコスパが良いのか?」
投資効率の比較に入ります。
賢い夫婦がやっぱり選んだ
注文住宅専門工務店「かおり木工房」
静岡市で
高気密・高断熱・一種換気+全館空調(松尾式)
寒暖差に振り回されない家づくりを行っています。
住所:静岡市葵区瀬名川1-27-53
電話:054-261-2807(10時〜17時)
社長直通:090-6587-4713(「HP見た」とお伝えください)
施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市